都数について
都内数学科学生集合は、数学が好きな学生などが集まり、様々な活動を行うサークルです。略称は「都数」です。ひと昔前は「都数集」と呼ばれていました。都数には現在、東大・東工大・早稲田・慶応・理科大・津田塾・立教など、都内各地の大学の学生が参加しており、他大学の数学が好きな人たちと交流を深めることができます。
都数の歴史
都数の歴史はとても長く、新数学人集団の機関誌『数学の歩み』の第2巻5号・第3巻1号に掲載されている記録によると、1955年4月30日に創立総会が開かれた後、同年6月12日に正式に発足しました。それ以来、今年で68年目となります。そのため都数出身の大学教授の方も多くいらっしゃいます。
※ 野口潤次郎先生(東大数理)のホームページで『数学の歩み』の第2巻5号や第3巻1号を閲覧することができます。
活動内容と入会について
都数の主な活動はゼミです。ゼミとは、少人数のグループで一冊の専門書を読み、その内容について定期的に(大体一週間に一度のペースで)発表・議論を行う活動です。工夫された発表を聞いたり、指摘を受けることで、その数学に対する理解を深めることができます。
毎年、会員各々の興味に応じて様々なゼミが立ち上がっています。「こんなゼミやりたい!」「この本が読みたい!」という場合、自分でゼミを立ち上げることが可能です。都数では、一年生向けに「新入生ゼミ」を開設しており、高校までの知識でゼミを行うこともできます。自由度の高い活動なため、バイトや他のサークルとの両立も可能です。現在立ち上げられているゼミについては「ゼミ情報」を参照して下さい。
また、都数では定期的に総会を開いており、総会では高学年の会員による数学のセミナーが行われます。(2020年度、2021年度はオンライン開催。2022年度は未定。)セミナー後は飲み会も行われ、ご飯を食べながら数学の議論などもできます。(2020年度、2021年度は行われませんでした。2022年度は未定。)都数の飲み会はまったり系で、お酒が苦手な人でも大丈夫です。
夏休みには都心から離れた場所で合宿も行っています。(2020年度、2021年度はコロナ禍により中止。2022年度は未定。) 数学について語り合える仲間を作りましょう。
その他にも、TS(Tosuu Summer school)や奇数月セミナー、 TeX 講習会、神保町ツアーなど、様々なイベントを開催しています。
数学が好きなあなた!
ゼミがしたい、読みたい本があるあなた!
都数で一緒に数学しませんか?
会員はいつでも募集していますので 興味があるという方は 画面下部記載のメールアドレス([at]を@に変えてください)まで、お名前と所属大学を明記の上、お気軽にお問い合わせください。
会費
会員・入会者の皆様には「数学のなかま」発行や都数運営のための会費を納めて頂いております。総会にて納付を受け付けています。年会費を払っていただいた方には、その年の「数学のなかま」をお配りしています。
- 入会費:1000円
- 年会費:4000円
- 会友費:3000円
※会友費とはOB・OG会費のことです。